株式会社アシダコーポレーション 様
機種を問わず優れているMUTOHプリンタ
色再現性、画質、ランニングコストが魅力
導入の決め手はランニングコスト。価格勝負の案件では必須条件
㈱アシダコーポレーションがプリンタ導入の際に重視しているのは、業態に適した出力スピード、画質、ランニングコストがどうかということ。さまざまな評価項目から最適なプリンタを選んでいるが、なかでもランニングコストは最重要ポイントで、最近導入したマシンでの決め手になっているのはランニングコストという。
「導入の決めてで、評価したのはインクの使用量です。他社製品よりもインクそのものの単価は武藤工業の方が高かったのですが、実際に印刷してみるとトータルのインク使用量が少なくて済んだんです。総合的に考えるとMUTOHの方がコストパフォーマンスが高いとわかりました」
そう語るのは、自ら「プリンタのヘビーユーザー」という社長の芦田喜三郎氏。㈱アシダコーポレーションには、1リットルのインクを月に100本以上購入する武藤工業の機種もあるほど。そう考えると1人分の人件費ほどになるので、ランニングコストが最重要視されるのも納得だ。
「武藤工業のプリンタは機種を問わずランニングコストが少なくて済むのが魅力です。おそらく業界内でもトップクラスだと思いますよ」
出力が難しい薄い色も正確に出る。色再現性や画質も高評価
ランニングコストだけではない。芦田社長は、武藤工業のプリンタの色再現性も高く評価している。独自のCMYKの色チャートを使い、データ上の色と実際に出力した時の色との正確性は他社製品よりも優れていたと語る。
「特に薄いグレーや紺色、ベージュ系などは色出しが難しく、赤みがかったり青みかかったりすることも多いのですが、武藤工業のプリンタはそれもありません。UVインクに限っていえば、メディアの上にインクを盛って肉厚になるため、競合機種は色が濁ることも多かった。でも、武藤工業のプリンタはチャートの色を正確に出してくれたので、そこも評価したところです」
色再現性に加えて画質も良く、加えてランニングコストがかからないのが武藤工業のプリンタの魅力だと芦田社長。高評価を得た武藤工業のプリンタは数多く導入され、溶剤インク、UVインク、MPインクと、インクタイプが異なる多種多様な機種が現場で活躍している。
「正直に言うと、出力スピードや特殊な色を出すという点では他社製品に譲る部分があります。しかし、コストを抑えなければならない価格勝負の案件では大いに活躍してくれます。価格はメディアやインクなどの原価の掛け率で算出されるので、インク代をかけずに済むのは大きな利点です」
UVフラットベッドプリンタは優れた擦過性にも注目
UVインクのフラットベッドタイプ PJ-2508UFも導入されている機種の一つ。元々、他社のフラットベッドタイプの製品を使っていたそうだが、なぜ武藤工業のプリンタも導入したのだろうか。
「PJ-2508UFは擦過性が優れていて、特にアルミ複合板など屋外用のベース板に印刷してもインクが取れることはありませんし、レーザーでカットしても割れない。しかも、スピードも速い。元々あったプリンタよりあらゆる面で優れていると感じて導入しました。ゆくゆくはPJ-2508UFをもう一台導入したいと思っているんですよ」
現在はスチレンボードをメインにパネル関係にも力を入れているほか、LEDを使った屋外用の内照式サインディスプレイも始めたため、どちらも印刷は武藤工業のプリンタを積極的に使っていきたいと芦田社長。加えて、業界大手だけに、今後はリサイクルにも注力が必要だと語る。
サイン制作部 部長 大西成寿 様
「今、印刷後にリサイクルができるボード材、Recoボードに注目しています。今年6月に大阪で行われた『SIGN EXPO 2023』でも、武藤工業のMPインク搭載プリンタで印刷した Recoボード使用の商品を出展しましたし、今後の展示会でもRecoボードを提案していく予定です。今はRecoボードの単価が高いのでコストとの兼ね合いもありますが、その中で我々ができることは何か、常に模索していきたいと考えています」
*Recoボードは、株式会社アクタの登録商標です。
これまでもお客様のさまざまなニーズに対応してきた㈱アシダコーポレーション。環境保全への取り組みが高まりを見せている今、そのニーズにも応えられるよう、さまざまな課題に積極的に取り組んでいく。
株式会社アシダコーポレーション
創 業:1966年(昭和41年)
設 立:1991年(平成3年)
事業内容:のぼり、横断幕、タペストリー、バナー、フラッグ、各種ステッカー、看板、
イベントブースアイテム等の企画・製造・販売
公式ホームページ:http://asida.co.jp/
お問い合わせ:http://asida.co.jp/お問い合わせ/