マイティーファクトリー様
VJ-405GTが叶えた超短納期と笑顔と単価アップ
原宿竹下通り店のVJ-405GT。縦に細長い店舗だが、設置スペースの小さなVJ-405GTなので、作業スペースも十分に確保できている。写真右上に見えるガーメントプリンターのサンプルがお客の注文を誘う。
「オリジナルTシャツいかがですか?スマホの写真が5分程度で印刷できます」。
熱転写とガーメントの2製法で超短納期を
マイティーファクトリー原宿竹下通り店のオープンは2014年7月。 当初は熱転写でオリジナルTシャツプリントをおこなっていた。 あらかじめ用意されたデザインからお客に好きな絵柄を選んでもらい、文字を組み合わせてボディに配置して熱プレスすると完成する。 これなら早ければ約1分でお客に渡すことができるため、「後で送ります」が通用しない外国人観光客からも好評だった。 しかし、「お客様から画像のプリントやオリジナルロゴを印刷してほしいという要望が多かったんです」と、同社管理本部の太田健二氏。 従来は外注に出して対応していたが、「弊社のテーマはその場でTシャツを作って渡して、お客さんに楽しんでもらうことを大切にしています。 納期がかかるとそれが実現できない」。 画像プリントやロゴに対応するため他の製法も研究したが、「ガーメントプリンターが一番適している」と判断し、昨年10月に「405GT」を導入した。
ほぼ100%がスマホの写真をプリント
「405GT」導入後、悩みの種だった「写真プリント」の注文が増加。
ほとんどの注文は1枚のみ。
プリント内容は結婚式のお祝いや誕生日や送別会でのプレゼントなど。
ほぼ100%がスマホ写真のプリントを希望すると言う。
中には文字を入れてほしいという注文もあるが、「405GT」に付属するソフト上で簡単に処理できるため、それほど手間はかからない。
「405GT」はプリント速度も早いため、白Tシャツ注文なら約5分でお客に渡す。
「超短納期」を維持したまま、写真プリント注文の取り込みに成功した。
写真プリントの価格は熱転写より高く設定。
熱転写だと白Tシャツ2890円~だが、写真プリントは白Tシャツ3980円~、濃色Tシャツ4390円~。
「405GT」導入後は平均販売単価が約3500円近くにアップした。
2014年4月にオープンしたマイティーファクトリー上野アメ横店では、昨年10月に導入した「404GT」を今年2月に白インクモデルの「405GT」に変えた。
同店でも熱転写プリントはおこなっているが、ガーメントプリンターでの濃色ボディ対応を始めてから2か月弱で「すでに売り上げ比率はガーメン
トプリンターが5割を占める。
原宿店に比べて濃色注文が多く、7割が濃色ボディです」と同店の岩見康隆店長。
原宿店と同じく観光客をターゲットにしているが、アメ横だけに原宿より年齢層が高い。
注文客の多くは30代後半から40代の男性観光客。
「試しに1枚作ってみようと、おもしろTシャツを作る人が多い。
405GTでプリントしたTシャツを見ると、お客様はとても喜んでくれます。
熱転写よりもガーメントの方がお客様の満足度は高いと言えます」(岩見店長)。
myT factory 原宿竹下通り店
所在地:東京都渋谷区神宮前1-17-5
myT factory 上野アメ横店
所在地:東京都台東区上野6-11-7